飽食と言われる現代、皆さんはどのようにして食べ物を選び、食事を摂っていますか?
私自身、家族の健康を預かる立場となった今、改めて食と健康について考えるようになりました。
そんな時、ご縁があり『おうち薬膳』という講座を受けることになりました✨
『薬膳』と聞くと、難しそう…特別なものでは⁈とお思いの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
講師の堀内和美先生(国際中医師/国際中医薬膳管理師)のお話では、
“薬膳は特別なものではなく、家族の健康を考えて作るお母さんの手料理も薬膳のひとつ。季節や体質、体調に合った食材を組み合わせることで簡単に作ることができる”
“今日の食事が明日の身体をつくる!”
と教わりました。
そもそも、薬膳とは?
なんとなくだるい、疲れやすいなど、体の不調を感じることはありませんか?
明らかな症状が出ていなくても、体のバランスが崩れている状態を中医学の考えでは『未病(みびょう)』といいます。
こうした『未病』の状態を、季節や体質に合わせたものを食べることで改善し、健康な体づくりを促す基本となる食事が『薬膳料理』です。
薬膳が体にいい理由とは?
①『薬食同源(やくしょくどうげん)』とは、中医学の思想で『薬』と『食べ物』は、その源が一緒であるという意味。日常的に食べている食材にも薬のような効果が期待できるのです。
また作用が薬よりもマイルドなので毎日食べても大丈夫。毎日の食事に取り入れて、おいしく体質改善ができます。
②薬膳は食事による養生法です。食べる人の体質を知ることから始まり、体質に合わせて選んだ食材を組み合わせて料理を作ります。食材の持つ特性を把握し、食材の持つ効能を生かし、養生していきます。
今回は『薬膳』とは何か?ということをお伝えしました。
知れば知るほど奥が深い薬膳・中医学の世界。
毎日の食事で家族の健康を支えていけたらいいですね✨
まだまだ勉強中の身ではありますが、何か少しでも皆さんの健康づくりの参考になればと思い、日々の食事に取り入れることのできる『おうち薬膳』をご紹介していきたいと思っています^ – ^