口内炎とは、口腔内の粘膜に起こる炎症で、頬の内側、舌、歯ぐきなどにでき小さな白い円形のものから赤く腫れて潰瘍を引き起こすものがあります🥵
症状として、食べ物や飲み物がしみる、歯磨き時ハブラシが当たると痛む、会話がしづらくなる、などがあります😖
直径1mmくらいのものから約1㎝の大きさまでさまざまですが、大体2週間くらいで治癒します🦷🦷
そのため、「ほっとけば治る」っと、思われがちですが、口内炎を繰り返すことによって口腔癌を発症する、口内炎だと思っていた症状が実は口腔癌だった、ということもあります😱💦
2週間以上たっても口内炎が治らない場合は、歯科医院を受診するようにしましょう‼‼
もっとも多い「アフタ性口内炎」
一般的にもっとも多くみられるのが「アフタ性口内炎(潰瘍性口内炎)」です。原因ははっきりわかっていませんが、ストレスや疲れによる免疫力の低下、睡眠不足、栄養不足(ビタミンB2が欠乏すると口内炎ができます)などが考えられています🍀
なかなか治らないとき、範囲が広いとき、何度も再発するときは、ベーチェット病などほかの病気の一症状であったり、くすりが原因の場合もあるので、すぐに病院へ行きましょう💨💨
物理的刺激によって起こる「カタル性口内炎」
「カタル性口内炎」は、入れ歯や矯正器具が接触したり、ほおの内側を噛んでしまったりしたときの細菌の繁殖、熱湯や薬品の刺激などが原因で起こる口内炎です。口の粘膜が赤く腫れたり水疱ができたりします。アフタ性とは異なり、境界が不明瞭で、唾液の量が増えて口臭が発生したり、口の中が熱く感じたりすることもあります。また、味覚がわかりにくくなることもあります👿
ウイルスや細菌の増殖が原因の「ウイルス性口内炎」
ウイルスが原因で起こる口内炎もあります。単純ヘルペスウイルスの感染が原因の「ヘルペス性口内炎(口唇へルペス)」は、主に唾液などの接触感染や飛沫感染によって感染します。ほかにも梅毒・淋病・クラミジアなど、性感染症(STD)による口内炎が知られています。またカビ(真菌)の一種であるカンジダ菌は、もともと口の中に存在する常在菌のひとつですが、免疫力が低下したりすると増殖し、「カンジダ性口内炎」を発症することがあります。
ウイルス性口内炎に多くみられる多発性の口内炎は、口の粘膜に多くの小水疱が形成され、破れてびらんを生じることがあり、発熱や強い痛みが伴うことがあります🥵
その他の口内炎
特定の食べ物や薬物、金属が刺激となってアレルギー反応を起こす「アレルギー性口内炎」、喫煙の習慣により口の中が長期間熱にさらされることにより起こる「ニコチン性口内炎」などもあります。ニコチン性口内炎の場合は、口の中の粘膜や舌に白斑ができ、がんに変化するおそれもあります🦷🦷