こんにちは、丸橋歯科医院です。
歯が無いことの悪影響とは?
何らかの原因で抜けてしまった歯をそのまま放置しては
いませんか? 歯が無い状態は、実は皆さんが想像して
いる以上に大きな悪影響を及ぼします。
奥歯が無くなると確実に「噛めなく」なります。
特に前から6・7番目の奥歯(大臼歯)を1本失っただけで、すりつぶす力が30%も落ちると言われています。
にっこり笑ったときに歯が抜けていたら、印象としてプラスに働くことはまずありません。さらに、前歯が無くなると息漏れしたり発音が不明瞭になったりするため、会話にも問題が
出ます。
抜けた所だけではない悪影響
歯は隣同士の歯が倒れないようにお互い支え合っています。歯が無くなってしまったまま放置すると、隣の歯が傾斜したり、まわったりしてしまいます。無くなった歯の反対側の歯は、噛み合う相手を失ってしまうことで、時間と共に歯が浮いてきてしまい、伸びた
ようになります。抜けたまま放置すると、歯と歯の間が広くなります。すると、食べかすがつまりやすくなり、むし歯を引き起こします。
しかも、それは歯と歯に隠れ気づきにくいため、大きくなって痛むまで発見しにくいむし歯です。隙間につまった食べかすは、むし歯だけでなく歯周病も引き起こします。出血から始まり、やがて歯を支える骨を溶かしはじめ、最後には歯が抜けてしまいます。さらに歯周病は、心臓病、脳卒中、
糖尿病といった
全身疾患にも
影響があります。抜けた歯を放置することは、そこが「噛めない」「見た目が悪くなる」だけでなく、お口全体にも影響を及ぼし、最終的には全身へも行き渡って寿命までも短くします。健康長寿のためにも、もし抜けたまま放置している歯があったら、ぜひ今すぐご相談ください。